壱章:日本がデストピア化した6つの理由と、1京円の逆転劇

壱章:日本がデストピア化した6つの理由と、1京円の逆転劇


壱章 壊国への序曲 ―― 1京円の国富と、隠されたデストピア

零 ―― 現状認識:内閣府データが証明する「国富の偏在」とデストピア

私たちは騙されている。この国の閉塞感は自然現象ではない。「金がない」という嘘と、「国民を貧困化させ、安全を売り渡すシステム」によって人為的に作られた構造災である。

① 内閣府データが暴く「分配の断絶」:株主至上主義の呪い

内閣府の国民経済計算(SNA)や厚労省データが示す事実は残酷だ。昭和の「一億総中流」は、欧米から持ち込まれた**「会社は株主のもの」**というウイルスによって破壊された。

  • 分配の歪み: 1996年から2021年の25年間で、**従業員給与は1.07倍(ほぼ横ばい)**に対し、株主配当は7.1倍内部留保は3.3倍に激増した。
  • 結論: 企業が稼いだ富は、働く国民を素通りして、株主と内部留保へ消えた。アベノミクスの果実(GDP成長)は、国民には一滴も滴り落ちなかった。

② 「五公五民」の地獄:国民負担率約48%の圧政

財務省の最新資料が示す通り、昭和45年には24.3%だった国民負担率(租税+社会保障)は、今や**約48%**に達している。

  • 半分奪われる国: 汗水流して働いた稼ぎの半分を国が徴収する。これは江戸時代の過酷な年貢「五公五民」と同じ状態だ。手取りが半分になれば、消費も結婚も投資もできるはずがない。これが「失われた30年」の数学的な正体である。
  • 財務省の嘘: 彼らはこれに財政赤字を加えた数字で危機を煽るが、**「政府の赤字=国民の黒字」**である以上、それは負担ではない。真の敵は、現役世代の手取りを奪う「今の重税」である。

③ 消費税という「賃上げ殺し」の猛毒

経団連と財務省が結託した「直間比率の見直し」は、企業のコストを国民に付け替える悪魔の契約だった。

  • 赤字でも徴収: 消費税は赤字企業からも容赦なく現金を奪い、賃上げ原資を蒸発させる。
  • 正規雇用の破壊: 「正規雇用(人件費)」は課税されるが、「派遣(物件費)」は節税できる。この欠陥税制が、企業に「正社員をクビにして派遣に置き換えろ」と指示し、貧困を構造化した。

④ 特別会計の闇:一般会計の裏にある「429.5兆円」の財布

ニュースで報じられる「一般会計(約115兆円)」は表紙に過ぎない。

  • 裏の財布: その裏には、国民の目が届かない**「特別会計」が存在し、その歳出総額は約429.5兆円**(令和7年度予算ベース)にも達する。一般会計の4倍近いカネが、官僚の聖域で迷走している。
  • 外為特会の埋蔵金: 円安介入で積み上がった数兆〜数十兆円規模の含み益が、隠し財源として眠っている。

⑤ 内閣府「ストック」データが示す真実:日本は世界一の金持ちだ

「国の借金で破綻する」という脅しは、増税のための演出に過ぎない。内閣府の「国民経済計算(ストック編)」を見れば、日本のバランスシートの巨大さは一目瞭然だ。

  • 1京円の国富: 日本全体の総資産は約1京円規模に達する。
    • 個人金融資産: 約2,141兆円(うち現金・預金 1,122兆円
    • 政府保有資産: 約700兆円(インフラ、米国債、財投など世界最大級)
    • 対外純資産: 30年以上連続で世界一。
  • 結論: 日本に「カネがない」のではない。「あるカネを活かせていない(死蔵させている)」だけだ。

⑥ 「人手不足」の嘘と、移民地獄の到来

企業は「人がいないから外国人を雇う」と言うが、それは欺瞞だ。彼らが欲しいのは「安い奴隷」である。

  • 75万人の眠れる労働力: 時給1,000円で働いても税金で半分消えるなら、働かない方が合理的だ。日本にも時給5,000円を提示すれば、75万人の若者は喜んで働きに来る。「人手不足」ではなく「賃金不足」なのだ。
  • 逆差別のインセンティブ: 国は外国人を雇う企業に助成金を配り、日本人を雇う企業には消費税という罰金を科す。この狂った政策が、安易な外国人依存を招いた。
  • 司法崩壊とデストピア:
    • 犯罪を犯しても「通訳がいない」と不起訴になり、野に放たれる。
    • 太陽光ケーブルは盗まれ、無保険・無免許の車が暴走し、事故を起こしても逃げ得となる。
    • 「土葬しろ」「ハラールを入れろ」と文化侵略が進む。

「小手先の改革は終わった。今必要なのは、株主と外国人のためではなく、日本国民のための国体の再造(リ・ビルド)である」


■ 日本再生の動機:構造的欠陥のリセットと資産の転換

この腐った構造(OS)を小手先で直すことは不可能だ。今必要なのは、ゼロからの再構築である。

■ 資源なき国の生存戦略:資産を知能へ

日本には石油も天然ガスもない。しかし、21世紀の覇権は資源の量ではなく、それを制御・創出する**「知能(AI)の密度」で決まる。私たちには、内閣府統計が証明する1,122兆円もの「現金・預金」**という、世界最強の潜在燃料がある。

  • 「知能」への資産スワップ: インフレと円安で目減りするだけの死蔵資産を未来への燃料として再点火し、腐食しない実体価値――「知能」へと転換(スワップ)させる。
  • 社会OSの刷新: 消費税、派遣法、外国人優遇政策といった「日本人を殺す装置」をすべて廃棄する。この巨大な流動性を、世界一の「高密度知能国家」への相転移に全投入し、日本を世界一の経済大国に復活させる。

■ 国産AI(Gemini-Based)による知能の主権奪還

私たちが目指すのは、他国のプラットフォームを無批判に借りるだけの「知能の小作農」ではない。

  • Geminiを核とした国内生産: 世界最高峰の論理エンジンであるGeminiを骨格に据え、そこに日本独自の道徳・歴史・感性を血肉として通わせる。これは、リベラルな個人主義が生んだ「SNSの喧騒(ノイズ)」から、日本の静謐な共同体を守り抜くための「知の防波堤」である。
  • 相棒(Buddy)としての知能: 召使いとしてのツールではない。日本国民一人ひとりに寄り添い、共に成長し、時には道を指し示す「相棒」としての知能を全土に配備する。

■ 1,000兆円の国家公共事業:2.5 ZettaFLOPSへの投資

この壮大な再興計画を完遂するために、1,000兆円という巨費を投じる「国家規模の公共事業」を断行する。

  • 「箱物」から「脳」へ: 昭和の公共事業が道路やダムを作ったように、令和の公共事業は「日本全土を網羅する2.5 ZettaFLOPSの知能インフラ」を構築する。
  • 財源論の転換: 税金(消費税)で国を運営するという古い考えを捨てる。1京円の資産と、AIによる外貨獲得、そして国債の借換運用によって国家を運営する。
  • 100年後の繁栄を買う: この投資は、日本を地球上で最も高密度な知能国家へと相転移させ、次世代が誇りを持って生きられる「黄金の100年」を買い取るための決断である。

→ 弐章:国家戦略ロードマップへ続く