宿泊のお供に
宿泊先にテレビしかなく、手持ち無沙汰で暇すぎてふて寝するしかない時はありませんか?外は悪天候で出歩きたくない、テレビを見ても面白くない、本を持ってくるのを忘れた、スマホを持ってきたけど小さい画面を長時間見てると疲れた、売店にはお土産しかない……。
そんなときに備えて「Apple純正 Digital AVアダプタ」と3mのHDMI・充電ケーブル、多ポート充電器をセットで用意しておけば、宿泊先のテレビの大画面で動画配信や旅の写真・動画を快適に楽しめます(※本記事は2021年時点のLightning世代iPhone・iPadでの実機構成記録です。iPhone 15以降等のUSB-C世代や現行セキュリティ・電源タップ安全基準も本文内で補足しています)。
- 宿泊先での手持ち無沙汰を防ぎたい方
- 宿泊先にあると便利なガジェット(映像出力・充電・Wi-Fi化)がわからない方
ガジェットとは
ガジェットとは道具のことです。例えばスマホの充電器とかもガジェットです。
宿泊先で充電器、充電ケーブル、延長ケーブルを借りることができる所もありますが、ない所もあります。また、誰が触ったかわからない、清潔かどうかもわからない代物を借りるのも嫌だなという場合もあります。このようなことに備えて、あらかじめお気に入りのアクセサリを購入しておくと重宝します。
なぜ宿泊先で手持ち無沙汰になるのか
一番の原因はテレビです。宿泊先のテレビは地上波は入りますが、BSデジタルが入る所は少ないです。
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時間を拘束される :YouTubeにしてもNetflixにしても、自分で好みの番組を選んで好きな時に視聴することができます。テレビは番組表に従って見るしかなく、その時間まで待っていないといけません。
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CMに拘束される :YouTubeは自分でCMをスキップ(またはPremiumで非表示に)することができますが、テレビにはそんな芸当はできません。
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結論が先送りされる :YouTubeやNetflixは自分で好みの時間までスキップできますが、テレビはCMで引っ張り続けて最後まで見ないと結論がわかりません。しかもその結論も超くだらない。「時は金なり」です。
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ワイドショーだらけでまともな番組が見当たらない :芸能人が専門家でもないのに偉そうに講釈を垂れているのを見ると電源を切ります。都会ではたくさんのチャンネルがありますが、地方ではNHKを除くと民放が1〜2チャンネルしかありません。そうなると宿泊先に到着しても一度もテレビを見ないことになります。
10年前とか20年前のテレビって今よりまともでした。当時から大人は「テレビを見ると馬鹿になるぞ」と言っていました。当たっています。原因のひとつに外資比率の問題や放送法違反へのダブルスタンダード(東北新社とフジHD等への処分の不公平さ)、さらにNHKの受信料徴収の不公平さなどもあり、我が家にはTVもアンテナもありません。
宿泊先でのガジェットの使い道
撮影した写真や動画をテレビで見る
旅して撮影した写真や動画をスマホやタブレットで見ることもできますが、やはり宿泊先の大きなテレビ画面に映して見ると感動が違います。
動画配信をテレビで見る
面白くもないTV番組を見るより、普段見ている動画配信サービス(YouTubeやNetflixなど)をテレビの大画面に映して見れば、音も聞き取りやすく複数人で見ても疲れが少ないです。
必要な物(iPhone・iPadユーザー向け)
ここではiPhoneやiPadを持っている人向けに必要な物を紹介しています。
Apple純正 Digital AVアダプタ
iPhoneやiPadとTVを接続するのに Apple Lightning – Digital AVアダプタ を使います。わたしはApple純正を使っています。中国製の安い互換品もありますが、YouTubeしか映らなかったり(著作権保護HDCP非対応)、解像度がおかしげなことになっている場合があるので、純正一択です。


左側にHDMIケーブル、右側にライトニングケーブルを挿します。ライトニングケーブルを挿すことで、iPhoneやiPadの映像をTVに映しながら同時に給電・充電もできます。

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Apple Lightning – Digital AVアダプタは最大 1080p でテレビに出力します(画面ミラーリング時は内部最大1600×900を1080pへスケーリング出力し、対応アプリの動画再生時は最大1080pビデオ出力に対応します※4K出力は非対応)。
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1920×1080未満の機種(iPhone 6 / 6s / SE / 7 / 8 / XR / 11 / SE2など):1080p(1920×1080)にアップスケールして表示されます。
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Plus / Pro系機種(iPhone 6 Plus〜8 Plus / X / XS / XS Max / 11 Pro / 11 Pro Maxなど):1080p(1920×1080)にダウンスケールして表示されます。
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宿泊先にはフルHD(1080p)のテレビが置いてあることが多いため実用上まったく問題ありません(※まれに業務用「ホテルモード」設定でHDMI入力切替が無効化されている宿もあるため、接続前にテレビ背面の空きHDMI端子とリモコンの「入力切替」ボタンが反応するか確認しておくとスムーズです)。
HDMIケーブル(3.0m)
Apple Lightning – Digital AVアダプタとTVを接続するのに使います。わたしは 「エレコム ハイスピードHDMIケーブル 3.0m Premium イーサネット/4K/3D/オーディオリターン対応 ブラック」 を使っています。TVから布団・ベッドまでの距離を考慮して、長さは3m を選んでいます。また敢えて太めのケーブルにしています。取り回しは少し重いですが、抜群の耐久性があります。
ライトニングケーブル(3.0m)
iPhoneやiPadの充電や、Apple Lightning – Digital AVアダプタの電源供給に使います。わたしは 「Anker PowerLine II ライトニングケーブル MFi認証(3.0m ホワイト)」 を使っています。こちらもTVから布団までの距離を考慮して、長さは3m を選んでいます。
充電器(Anker PowerPort Speed 5)
iPhoneなら1A以上、iPadなら2.4A充電できる充電器が必要です。わたしは Anker PowerPort Speed 5 を使っています。1人の時はiPhone SE2やiPad Proが1台ずつ、時にはiPhone 6 Plusやモバイルルーターの充電があり、2人の時はiPhone 2台+iPad Pro 2台+モバイルルーターを同時充電することがあるからです。



- 青端子(Quick Charge対応) :iPhoneやiPadはQuick Charge非対応ですが充電自体は可能です(実測電圧:iPhoneで4.91V〜4.92V、iPadで4.85V〜4.88V)。
- 黒端子(PowerIQ対応) :3本合計で4.8Aまで、1ポート最大2.4A(実測電圧:iPhoneで5.21V〜5.24V、iPadで5.11V〜5.14V)。つまり黒ポートだけでiPad 2台、またはiPad 1台+iPhone 2台を同時充電できます。
なお、iPhoneやiPadのみの人は、Quick Chargeなしの 全ポートPowerIQモデル(5V / 8A給電) や Anker PowerPort 6 の方が5V以上が安定して出るためお勧めです。下がQuick Chargeなしの5ポートモデルで、5V 8A給電のためiPad 2台、iPhone 2台、マイクロUSB機器の計5台同時給電が余裕でこなせます。



USBケーブル
モバイルルータの充電用に 「Anker PowerLine+ Micro USBケーブル(0.9m)」 を使っています。また車内では 0.1m(10cm) の短いケーブルを使ってモバイルルータの充電をしています。
有線LANをWi-Fi化するホテル用ルーター
最近の宿泊先には無線LANが開放されている所も増えていますが、無線LANはなく有線LANケーブルのコネクタだけがある部屋もあります。そんな場合、LANケーブルに接続して自分専用のWi-Fiスポットを作れる装置が重宝します。わたしは NECのAterm W500P を利用していますが、最近はバッファローのホテル用Wi-Fiルーター(AirStation 11ac 433/150Mbps)などが販売されています。





背面には無線に接続するためのパスワードが記載されており、このパスワードは自分好みに変更できます(※なお、5GHz帯の W52/W53帯は電波法により屋内使用限定 のため、車内や屋外では必ず2.4GHz帯に切り替えて使用します。またAterm W500Pは現在メーカーサポート終了機種のため、これから導入・更新される方はセキュリティ更新が継続しているWPA3対応の現行トラベルルーターを選び、他客室とのネットワーク分離のため「ルーターモード[RT]」で使うのが安全です)。
電源タップ
サンワサプライのリール式電源タップ(コンセント3口、ケーブル長25cm、定格125V・15A・最大1,500W)を愛用しています。



アクセサリーケース
ライトニングケーブル3m×4本、HDMIケーブル3m×1本、USBケーブル×1本、Apple Lightning – Digital AVアダプタ、充電器、電源タップなどをひとまとめにして収納しています。


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電源タップは「コードを全長引き出し」+ドライヤー・ケトル等の高ワット家電接続は絶対厳禁 :巻き取り式(リール式)の電源タップは、コードを巻いたまま通電すると放熱できず内部に熱がこもって被覆が溶け、発火・火災 につながる恐れがあります。25cmの短いコードでも必ず すべて引き出して 使用してください。また、市販の小型トラベルタップには定格200W〜1,000W制限の製品も多く、ホテルのベッドボード等の家具コンセントも定格容量が低く抑えられていることが多いため、宿泊先のヘアドライヤー・電気ケトル・ヘアアイロン等の高ワット電熱家電(1,000〜1,300W級)は絶対にタップへ挿さず、必ず客室の壁面直結コンセントへ単独で挿して ください(タップの用途はUSB充電器やPC等の低消費電力機器に限定し、発熱防止のため布団や枕の下に隠れないデスク上で使うのが鉄則です)。
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ホテルのスマートTV直接ログインより「自分の端末からHDMI有線出力」が安全 :最近のホテルにはYouTubeやNetflixアプリ内蔵のスマートテレビも増えていますが、客室テレビに直接自分のアカウントでログインすると、チェックアウト時のログアウト忘れによるアカウント乗っ取り・視聴履歴流出 のトラブルが多発しています。本記事のように自分のiPhone・iPadから HDMIケーブルで有線ミラーリング する方式なら、テレビ側に認証情報が一切残らずセキュリティ面でも最も安全です。
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iPhone 15以降/USB-C搭載iPadとUSB PD充電器の定格確認 :端子がUSB-CになったiPhone 15シリーズ以降や現行iPadシリーズをお使いの場合は、アダプタを 「Apple純正 USB-C Digital AV Multiportアダプタ(最大4K出力対応)」 に、給電ケーブルを 「3mのUSB-Cケーブル(USB PD対応・60W以上)」 に、充電器を GaN(窒化ガリウム)採用のUSB PD多ポート充電器 に置き換えることで、さらに小型・高出力でテレビ出力&同時急速充電が可能です(複数台同時充電時はポートごとの電力配分・合計定格W数を確認して選定しましょう)。
まとめ
最近は高速バスや新幹線の中でも充電でき、旅館やホテルでも無線LANが使える部屋が増えています。一方、テレビ視聴の設備はまだ地上波か有料オンデマンドTVくらいしか選択肢がありません。せっかく部屋に大きなTVがあるのだから、普段見ている動画配信サービスや旅の写真をそのTVに映すことができれば、宿泊先の夜が格段に快適になります。
| 評価項目 | 評価 | 備考 |
|---|---|---|
| 手頃な価格 | ★★★☆☆ (3.0) | Apple純正 Digital AVアダプタがやや良い値段します |
| 操作の簡単さ | ★★★★☆ (4.0) | テレビのHDMI端子と電源に挿すだけで即ミラーリング可能 |
| 持ち運び | ★★☆☆☆ (2.0) | 3mケーブル一式を入れると少しかさばるがトランクなら問題なし |
幸せになる人
- 宿泊先の手持ち無沙汰を防ぎたい方
- 宿泊先にあると便利なガジェットがわからない方
純正Digital AVアダプタを購入した理由
- 高いけど、やはり純正は性能と安定性がいいです。宿泊先では確実に映ることが最優先です(家で高解像度で見るならApple TVを使えばOKです)。
お勧めの理由
- せっかくの旅先で「何もすることがなくてつまらない」とならないために、自分好みのガジェット一式をポーチに揃えてトランクケースに入れておけば、重さも気にせずいつでも快適な環境を作れます。