ハイコーキ集塵機とハイコーキ電動工具との接続アダプタについて
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ハイコーキの集塵機を所有して、ハイコーキの電動工具を接続する時、どのアダプタを接続していいのか迷うことはありませんか?
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紙のカタログやWEBカタログを見て何が必要かを探りますが、接続するホースの方式(内径φ28mmの電動工具用ホースか、標準付属の内径φ38mm一般掃除用ホースか)によっては「ジョイント(C)」が不要になるなど、カタログだけでは分かりにくい落とし穴があります。
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本記事ではハイコーキの集塵機(FRP80SB)に6種類のハイコーキ電動工具を実際に接続してわかった必要パーツ品番と集塵率の実感値について紹介しています。
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※本記事は2021年9月時点(一部2022年4月追記)の実機検証記録です。WEBカタログの掲載ページ番号や各通販サイトの送料・在庫状況は閲覧時点により異なる場合があります。
- ハイコーキの集塵機を所有して電動工具の集塵機として使用する方
- 集塵アダプタ等の購入を考えている方
- ハイコーキの電動工具接続用ホースを持っている方、購入を検討されている方
私の使用環境と接続している6機種
ハイコーキの集塵機にハイコーキの丸鋸とスライド丸鋸、オービタルサンダー、かんな、ルーター、ジグソーを接続しています。


集塵機はFRP80SB
DIY用カタログに掲載されています(プロ用RP80SBと同系統の乾湿両用・単動[連動コンセントなし]タイプです)。

丸鋸はC6UEY
プロ用カタログの165mm造作丸のこに掲載されています。



電源ケーブルが5mと長いため、ホースはホースカバー付を選択し、電源ケーブルをホースカバーの中を通しています。 この方式だと、オガコは 90%ぐらい 吸い込まれている感じです。
スライド丸鋸はC7RSHD
プロ用カタログの190mmスライド丸のこに掲載されています。


据え置くためホースカバーがついていないホースを使っています。常にホースはついています。 ガードの調整をするとオガコは 90%ぐらい 吸い込まれている感じです。ガードの調整が不適切だと80%ぐらいの吸い込みとなります。
オガコをブロックするフェンスを作る事をお勧めします。構造用合板で囲っただけのフェンスですが、これだけでもオガコが飛び散らないので、必ず作りましょう。

オービタルサンダはFSV10SA
DIY用カタログのオービタルサンダに掲載されています。



電源ケーブルが1.8mのためホースカバーがついていないホースを使っています。 この方式だと、オガコは 95%ぐらい 吸い込まれている感じです。 FRP80SBの取扱説明書には集塵アダプタが不要で集塵機と接続となっていますが、実際は集塵アダプタが必要です。
かんなはP20SF(SC)
プロ用カタログの82mmかんなに掲載されています。


電源ケーブルが2.5mのためホースカバーがついていないホースを使っています。 この方式だと、オガコは 99%ぐらい 吸い込まれている感じです。 かんなは、装着されているチップカバーを外して、 ダストアダプタと集塵アダプタの両方が必要 です。
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集塵機本体のゴミが満杯になっている
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ホースのどこかにゴミが溜まって吸い出せない
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電動かんなのダスト付近に大鋸屑が詰まっていて吸い出せない
他の電動工具と異なり、半端ない量の大鋸屑が出ます。集塵機も他の工具より数倍も早くゴミが満杯になるため、早めにゴミを捨てて下さい。
ルータはM12V2
プロ用カタログの電子ルータに掲載されています。



電源ケーブルが2.5mのためホースカバーがついていないホースを使っています。 このM12V2は殆どの部品が標準で附属しています。ダストガイド、ダストアダプタは標準のため、別途集塵アダプタを買う必要がありません。 この方式だと、オガコは80%ぐらいの吸い込みなので、集塵率を上げる方法を考えます。
もしトリマガイドが必要ならモノタロウで購入して下さい。もうハイコーキで販売していないため、カタログに記載もありません。 部品コード:956794 でモノタロウで入手可能です。

1本のホースを3台で使っています。
ジグソーはCJ160V
プロ用カタログの電子ジグソーに掲載されています。

電源ケーブルが2.5mのためホースカバーがついていないホースを使っています。 このCJ160Vは殆どの部品が標準で附属しています。ダストコレクタは標準のため、別途集塵アダプタを買う必要がありません。 この方式だと、オガコは 80%ぐらい 吸い込まれている感じです。
紙のカタログとWEBカタログの読み方
このWEBカタログもしくは紙カタログ(2021〜2022年時点版では111ページから119ページ)に渡り、集塵機と電動工具の接続について記載されています(丸鋸、スライド丸鋸、かんな、ルーター、ジグソー)。




右端の01、02、03、04は下記を意味しています。この図はもう少し説明が記述してあると初心者にはわかりやすいです。
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01 :電動工具用ホース(内径φ28mm)付モデル(RP80YB等)
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02 :一般掃除用ホース(内径φ38mm)付モデル(ハイコーキのDIY向け集塵機FRP80SBも02に該当します。FRP80SBはプロ用単動モデルRP80SBの別売り部品をそのまま使えます)
ジョイント(C)と電動工具との接続図です。



また、ハイコーキ DIY工具総合カタログ WEBカタログ(執筆時点版では31ページ)にもオービタルサンダ等の接続とジョイント(C)が掲載されています。


必要な集塵アダプタ・ホースの品番一覧
接続ホースは電動工具用の接続ホース(内径φ28mm×長さ5m)を選択しました。 最初、ホースカバー付(377079)を注文しましたが、納期がいつになるかわからないと言われたため、ホースカバー付でないタイプ(374775)も注文し、結果、両方とも届きました。
| 種類 | 型式 | ダストアダプタ | 集塵アダプタ | ホース | 電源コード長 |
|---|---|---|---|---|---|
| スライド丸鋸 | C7RSHD | — | 376291 | 374775 | 5m |
| 丸鋸 | C6UEY | — | 339383 | 377079 | 5m |
| かんな | P20SF(SC) | 334502 | 376291 | 374775 | 2.5m |
| オービタルサンダ | FSV10SA | — | 376307 | 374775 | 1.8m |
| ルータ | M12V2 | — | 339381(標準付属) | 374775 | 2.5m |
| ジグソー | CJ160V | — | 321591(標準付属) | 374775 | 2.5m |
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電気かんな(P20SF) :ダストアダプタ(334502)と集塵アダプタ(376291)がセットで必要です。ホームページ上のP20SFの集塵アダプタ品番は旧タイプのため、9割方オガコが集塵できるWEBカタログ記載の「334502+376291」の組み合わせをお勧めします。
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ルータ(M12V2) :集塵アダプタ(339381)は 標準付属品 のため別途購入する必要がありません。
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ジグソー(CJ160V) :集塵アダプタ(321591)は 標準付属品 のため別途購入する必要がありません。
電動工具接続用のホースは、ホースカバー付の377079を丸鋸専用に使用し、スライド丸鋸専用に374775、かんなとオービタルサンダ、ルーターは作業時に付け替えるために374775と計3本使用しています。
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集塵機+大型電動工具の同時運転による「1回路15A(1,500W)超え」に注意 :本記事で使用している集塵機 FRP80SB(連動コンセントなしの単動モデル)は本体だけで消費電力が 1,140W あります。これと丸鋸 C6UEY(1,150W) ・スライド丸鋸 C7RSHD(1,050W) ・電子ルータ M12V2(1,430W) などを同じ壁コンセント1回路(15A=1,500W上限)で同時運転すると、合計 約2,190W〜2,570W(約22A〜26A) に達してブレーカー遮断や延長コードの過熱発火を招きます。必ず 別系統(別ブレーカー)のコンセントに分けて給電 し、コードリールを使う場合は巻いたまま使わず全長引き出して使用してください(※なお、プロ用の連動コンセント付モデル RP80YB 等を使う場合でも、本体連動コンセントの上限は 1,050W以下 のため、1,050Wを超えるC6UEYやM12V2は連動コンセントへ挿さず別系統コンセントへ直接挿してください)。
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微細粉塵によるフィルター目詰まりと静電気への対策 :サンダー(FSV10SA)での研磨木粉やMDF等の微細粉塵は、乾湿両用の標準フィルタ単体では急速に目詰まりして吸引力低下やモーター過熱を招くため、乾式作業用のフィルタ・紙パック併用とこまめなチリ落とし(清掃)を行ってください。また、乾燥期に細かい木粉が樹脂ホース内を高速通過すると摩擦静電気が発生しやすくなります。純正の電動工具接続用ホース(374775等)は帯電防止仕様ですが、市販の塩ビ管やペール缶サイクロン分離器を中間に挟む場合は静電気が溜まりやすいためアース対策を意識すると快適です。
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集塵率90〜99%でも「防塵マスク・保護メガネ」併用&火花吸引厳禁 :集塵機を繋いでも目に見えない微細な浮遊粉塵や不意の木片飛散はゼロにならないため、作業時は 国家検定DS2規格の防塵マスクと保護メガネ を必ず着用してください。また、金属切断時の火花や火種・可燃性液体を吸わせるとタンク内の木屑に引火して 集塵機火災・粉塵爆発 になるため絶対厳禁です。ホースやダスト口の詰まりを取り除く際も、必ず電源プラグを抜いて刃の完全停止を確認してから行ってください。
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電気かんな大量切削時の「ペール缶サイクロン」併用テク :電気かんな P20SF などで大量の大鋸屑が出る作業では、集塵機の手前に市販の ペール缶サイクロン集塵機(分離器) を挟むと、木屑の9割以上が手前のペール缶に落ちて集塵機本体のフィルター目詰まりやゴミ捨て頻度を劇的に減らせます。
集塵アダプタとジョイント(C)の購入先
集塵アダプタ、ジョイント(C)などの購入先をAmazonで調べましたが販売していません。Yahoo!ショッピングで調べましたが、本体より送料が高くつくため使えません。モノタロウは2種類ほどありましたが、その他のアダプタが販売されていません(※2021年執筆時点の在庫状況)。
結局、 ハイコーキを扱っている近所の金物屋さんで注文しました。1割引でしたが、送料がかからないため安く済みます(ただ、夏休みが入ったため納入に3週間以上要しました)。 なお、ホース(374775)はモノタロウで購入すれば配送料無料条件を満たせるためお勧めします(※送料無料の注文金額条件はモノタロウの最新規定をご確認ください)。
実際に接続してみてわかったこと
スライド丸鋸に集塵アダプタを取り付けて、電動工具接続用ホースに接続しているところ(かんなも同じ集塵アダプタを使用します)。

丸鋸に集塵アダプタを取り付けて、ホースカバー付の電動工具接続用ホースに接続しているところ。



実は、別売りの「電動工具接続用ホース(内径φ28mm)」を使用する場合は、ホース先端に最初から電動工具接続用のゴム製カフスが付いているため、ジョイント(C)は必要ありません。 FRP80SBやRP80SBを買うと標準付属してくる「一般掃除用の太いホース(内径φ38mm)」にそのまま電動工具側のアダプタを接続する場合にのみ、口径変換用のジョイント(C)が必要となります。


同様に、ルーターに電動工具接続用ホース(内径φ28mm)を接続する場合、アダプタ(320994)も必要ありません。内径φ38mmの掃除用ホースに接続する場合にのみアダプタ(320994)が必要になります。
とにかく安く済ませたいのであれば、FRP80SBを購入し、付属の掃除用ホース(内径φ38mm)にジョイント(C)を接続して使います(ただし、ホースは太くて固いです)。 一方、作業性を第一にしたい方は細くて取り回しやすい電動工具接続用ホース(内径φ28mm)を購入すれば、ジョイント(C)は不要です。
スライド丸鋸のように据え置きには通常の電動工具接続用ホース(374775)を使い、丸鋸のように移動しながら作業するのであれば、 ホースカバー付の電動工具接続用ホース(377079)を使うと、ホースが柔らかいため扱いやすいのと、角に当たっても滑りがよいという利点があります。 もうひとつ、 電源ケーブルが邪魔になるのでホースカバーの中に電源ケーブルを通せばホースと一体化するため、作業性が大幅に向上します(電源ケーブルが5mある機種に特に有効です)。
まとめ
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掃除用ホース(FRP80SB等の標準付属・内径φ38mm)をそのまま使う場合 :口径変換のため ジョイント(C)が必要 です(ルーターの場合はアダプタ320994も必要)。
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電動工具用ホース(374775/377079・内径φ28mm)を使う場合 :先端カフスを集塵アダプタへ直接差し込めるため、 ジョイント(C)は不要 です(ルーターのアダプタ320994も不要)。
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電気カンナで最大切削深さ付近で削る場合の裏技 :オガコではなく大きなカンナ屑になるため、内径φ28mmの細い電動工具用ホースでは詰まることがあります。その場合は、標準付属の太い「掃除機ホース(内径φ38mm)+ジョイント(C)」を電気カンナに接続すると詰まりにくいので安心です。
幸せになる人
- ハイコーキの集塵機を所有して電動工具の集塵機として使用する人
- 集塵アダプタ等の購入を考えている人
- ハイコーキの電動工具接続用ホースを持っている方、購入を検討されている人
この記事で紹介した製品