700Mbps越えIPoE方式とtransix導入で回線高速化
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700Mbps越えIPoE方式とtransix導入で回線高速化


🔧 論旨

光回線でもインターネットが遅いときがありますよね。夜になると反応しなくなるとか、ゲームや大量のデータを送受信する(大量のセッションが発生する)と固まったりしますよね。

それは、インターネットをするための装置が能力不足(ホームゲートウェイや安い家庭用ルータなど)になっていることと、インターネットを利用する際に通信許可を調べる場所が混雑している状態(IPv4 PPPoE方式のボトルネック)だからです。

これを解決するには、ホームゲートウェイを高性能な業務用ルーター「YAMAHA NVR510」と小型ONUへ切り替え、インターネットの接続方式をIPv4 PPPoEから「IPv6 IPoE+IPv4 over IPv6(DS-Lite方式のtransix)」に切り替えることで、回線計測700Mbps超えの快適な爆速環境を実現できます。

※注意:NVR510のRev.15.01.23ファームウェアは不具合(リブート問題)のため見送り、最新安定版(Rev.15.01.26以降)を利用してください。

NVR510
ID: ipv4overipv6-123
🔧 対象となる方
  • 在宅勤務などで、家でインターネットを利用する機会が増えた方
  • 夜間や休日にインターネットが遅いと感じるすべての方
  • 価格ではなく性能と安定性の良いルーターを探している方
  • 小型ONUを導入してコンセント周りをすっきりさせたい方
  • IPv6 IPoE接続+IPv4 over IPv6(DS-Lite/transix)を利用したい方

ネットが遅いのを改善したい

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なんか、ネットつながらん、めげたんかね?

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そうなんよ、よう固まるんよ

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NTTのホームゲートウェイ使われてますね。

一度に大量にダウンロードなどして、

大量にセッションが発生すると無反応になったりしますよね。

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じゃろ、前は NVR500 使っとたんよ

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なんで替えたんの?

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あれのう、iPhoneを固定電話の受話器にしたかったんよ。

ホームゲートウェイなら、AGEphone使えるけんのぉ

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で、うまくいったん?

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まあのお、けど、面倒じゃけん、やめた

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回線を速くするために、IPv6へつないでみませんか?

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なんねえ、それ、インフルエンザの種類?

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いまは、IPv4をPPPoE方式で接続しているので、これを、

IPv6 IPoE方式とIPv4 over IPv6による接続にすると速くなりますよ。

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V4エンジンとかV6エンジンじゃねぇのか?

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車を例にしてみますね。

インターネット回線が遅い理由

🔧 🚗 なぜ夜になるとネットが極端に遅くなるのか(料金所渋滞の罠)

光回線を「高速道路」に例えると分かりやすいです。現在主流の IPv4 PPPoE方式 は、高速道路の入り口に 「昔ながらの狭い有人料金所(網終端装置:NTE)」 が設置されている状態です。

昼間はスイスイ走れても、夜間帯や休日に利用者が一気に増えたり、NetflixやYouTubeの高画質動画を見る人が増えたりすると、この「狭い料金所」で大渋滞が発生します。プロバイダー側は勝手にこの料金所を広げることができず、NTTの厳しい基準を満たさない限り増設も許されません。結果、家の光回線がいくら速くても、出口の料金所がボトルネックになり、一時的にダイヤルアップ時代のような1Mbps未満の速度にまで激下がりしてしまうのです。

一方、次世代の IPv6 IPoE方式 は、この古い料金所を完全にバイパスし、プロバイダーが用意した 「超巨大なETC専用直結ゲート(VNE)」 を通る仕組みです。渋滞ポイントそのものが存在しないため、夜間でも安定して数百Mbpsの速度を叩き出すことができます。

しかし、「IPv6 IPoE」だけでは従来のIPv4サイト(多くの一般的なWebサイトやゲーム)が見られません。そこで、IPv4の車をIPv6のキャリアカーに乗せて、このスイスイ走れる専用ゲートを通過させる技術が 「IPv4 over IPv6(DS-Liteやv6プラス)」 なのです。

PPPoE混雑の理由

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よーわかった。

300キロで走れる車が、50キロでのろのろ走らんと行けんじゃろ、

場所代わってサーキットいきゃ、300キロで走れるンよ

軽自動車もエンジン改造してサーキットで200キロ出せるようにするんよ。

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ほんまに、わかっとーと?

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ええかあ、

350キロで走れる道路に300キロで突っ走るのがIPv6 IPoE接続たい

そこを普通車や軽自動車が走れるようにしたんが、

IPv4 over IPv6たい

YAMAHA NVR510

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では、ルータも NVR510 に替えましょうね

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スルーかぇ?

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router?

発送係?

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インターネットとの間で、データをやり取りする装置ですよ。

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NVR500 じゃいけんのぉ?

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未だに販売されている名機ですよね。

使うことはできますが、

IPv4 over IPv6で使うには、

性能が物足りないかもしれませんね。

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それに小型ONUを挿せるので、外付けのONUは不要になりますね。

ホームゲートウェイに内蔵されているONUを使わなくてもいいように

NTTから小型ONUを手配しましょう。

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ほいじゃがのう、買うて9年以上になるが、未だに動いとるけえのぉ

NVR500とNVR510の決定的な違い

🔧 🔍 NVR500とNVR510の仕様差

両機には10年の技術の差があり、ハードウェアの性能差、ソフトウェアによる差があります。

  • NVR500にしかない物 :

    • ISDNポート:これにより高速デジタル専用線(64kbit/s, 128kbit/s)やアナログ回線での通信ができます。
  • NVR510にしかない物 :

    • ONUポート :これにより小型ONUを使うことができます。
    • transix利用時のIPv4接続(固定IP)対応。

ISDNが必要なければ NVR510 をお勧めします。なお、transix利用時のIPv4接続(DS-Lite)はNVR500でもNVR510でも利用できます。

NVRの由来

🔧 📖 NVR(Net Volante Router / New Value Router)の歴史

NVRは「Net Volante Router」と「New Value Router」を意味しています。

Net Volante Routerは、NVR500以前の機種はネットボランチシリーズのRT5x(RT58i、RT57i、RT56v、RTA55i、RTA54i、RTA52i、RTA50iなど)でした。これらはISDN全盛の時のルーターでした。私は1998年に発売されたRTA50iを持っていました。

NVR500とNVR510の回線速度比較

NVR500でIPoE+IPv4 over IPv6(transix)回線速度測定(390Mbps)

NVR500による測定

NVR510でIPoE+IPv4 over IPv6(transix)回線速度測定(740Mbps)

NVR510による測定

ちなみに、2021年12月23日にNVR510を同条件で計測した際はさらに高速化していました。

2021年12月23日のNVR510回線速度測定結果
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これはNVR500とNVR510で較べた物です。

NVR500でも実際には支障はありませんが、

NVR510の方が性能に余裕がありますね。

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案外違うのう。

よしゃ、わかった。

昔取った杵柄でわしがNVR510の設定しちゃる。

NVR510設置

NVR510前面と、小型ONUを装着したNVR510後面(HUB、WAN、ONU、TELを装備、CONSOLEはRJ-45コンソールケーブル用)です。

YAMAHA NVR510前面YAMAHA NVR510後面(小型ONU装着)
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ひかり電話も使えるし、

光ケーブルは小型ONU使こうて

NVR510へ収納じゃけんの

ルータからのLANケーブルは

カテゴリー6A にしたで

NVR510管理画面

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管理画面もNVR500よりも格好良くなったでな。

CPU2個付いてるんやね。

YAMAHA NVR510の管理画面
🔧 📊 NVR510とNVR500のスペック比較
製品名CPUCPUクロックRAMFlash ROM発売日NATセッション数
NVR510ARM1200MHz × 2256MB32MB2016年9月65,534
NVR500ARM450MHz64MB8MB2010年10月4,096

小型ONU

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コンセント回りがすっきりしたわね。

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YAMAHAのルータは、

最低限TCP/IPは何かを

ご存じの方にお勧めしますね。。

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まあ、わしゃ

ISDNとかモデムの時代から使いよったけえのぉ

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そんなに何十年もしよったの…

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まあ、敢えてわしの設定は公開せんけえ

まあ最初にホームゲートウェイのONU使うか小型ONU使うかで、WANかONUの選択はあるけどIPv6のIPoEの設定は簡単よぉ

IPv4 over IPv6はDS-Lite方式のtransixにしたけえ、transixのサイトみりゃあ、NVR500とNVR510の設定もできるけぇ

IPIPトンネリングじゃけん、プロバイダからはPPPログイン名もらえるかもしれんけど、それは使わんけぇ

ひかり電話の設定もらくちんよぉ

お、パスワード管理の考えは独特じゃけえ、きいつけや

MTUの設定もいれとけよぉ

フィルターものぉ

ポート解放はできない

🔧 ⚠️ DS-Lite方式におけるポート解放とセキュリティの注意点

10年前は自宅にサーバやNASを置いて、外出先から接続することが普通でした。DDNSが無いときは固定IPを利用していました。今は敢えて自宅にサーバを置かないでレンタルサーバを使うなら固定IPは必要ありません。一部、VPN、NAS、ネットワークカメラなどは固定IPでなくてもDDNSで解決できるため、予算で選ぶか、楽な方で選ぶかで決めます。

DS-Liteは、ポート解放はできません。 つまり、払出IPで自宅にサーバを建てる場合や ポート解放する場合 、transix IPv4接続(DS-Lite)利用時は IPv4 PPPoEも定義 して、自宅サーバー向けもしくは ポート解放向けはIPv4 PPPoE経由 、 それ以外はDS-Lite向けの経路 をルータに定義する必要があります。この作業は中級者以上でないと初心者にはできないため、初心者は素直にレンタルサーバーを借りてください。もしくはtransix IPv4接続(固定IP)を 契約 してください。

最近のVPN、NAS、ネットワークカメラはルータ定義を触らなくても外部から接続できるのでそれを利用してもよいですが、パスワードはパスワード生成器で作って複雑なパスワードを設定してください。特定亜細亜の製品は侵入されるかもと想定して利用してください。YAMAHAのルータOSは独自OSであり、Linuxを使っているルータに較べて安全ですが、ファームウェアの更新は確実にしてください(設計はYAMAHAですが、製造は中国でしていますから……)。

中級以上の方に参考になる設定資料

公式サイトの設定

公式サイトにDS-Liteとひかり電話ありなしの設定が掲載されています。解説を全部読めばAFTRに何を設定すべきかも載っています。小型ONUを使っている場合はWANでなくONUです。つまり設定のLAN2はWANなので気を付けましょう(※また、DS-LiteはIPv6パケットの中にIPv4パケットを包んで運ぶIPIPカプセル化を行うため、IPv6ヘッダ40バイト分のオーバーヘッドを考慮してトンネルインターフェースの mtu 1460 と ip tunnel tcp mss limit auto を設定例通りに入れておくと、大きいパケットの分割ロスや特定サイトが表示されない現象を防げます)。

ONUインターフェースとWANインターフェースは併用できません。択一です。

ファームウェア

NVR510のファームウェアは、2024年9月19日に出された物で Rev.15.01.26 、NVR500のファームウェアは2022年8月4日に出された物で Rev.11.00.43 と、定期的に不具合修正や機能追加がされています。

🔧 ⚠️ Rev.15.01.23は見送ろう(公開停止)

Rev.15.01.23は2022年4月18日に公開されましたが、リブートしてしまう不具合のため、2022年4月21日に公開が停止となりました。以下のバージョンも公開停止となっています:

  • RTX3500:Rev.14.00.32(2022/04/06)
  • RTX5000:Rev.14.00.32(2022/04/06)
  • RTX830:Rev.15.02.24(2022/04/18)
  • NVR510:Rev.15.01.23(2022/04/18)

驚くべきは、NVR500は2010年10月に発売して、10年以上にわたり生産・ファームウェア更新が続けられてきたことです(※現在はNVR500は生産完了となっていますが、生産終了後5年間は修理サポートが継続されます)。NVR510は2016年9月に発売されています。

スマホのAndroid OSなんか1年か2年でバージョンアップはなくなりますし、大概のルータも5年くらいでバージョンアップしなくなるので驚異です。買っておけば後悔なしです。以下はネットボランチシリーズの発売と最後のアップデート日です。

YAMAHAネットボランチシリーズの発売日と最終ファームウェア更新日一覧

ちなみに、NVR500の管理画面ではパスワードを設定しています。iPadOS 14.2でNVR500の管理画面に入り、ファームウェアの更新ができました。以前、パスワード設定をしてない時は、macOS CatalinaのSafariではログインできず、最終的にFirefoxを使わないと入れませんでした。なので、 macOS、iPadOS、iOSからNVR500の管理画面に入るなら、パスワード設定は必ず してください。古いファームウェアの時はパスワードなくても入れてましたが、 最新はセキュリティ強化で入れません。

🔧 🛡️ YAMAHAルーター必須の3大防衛設定と無線親機更新・バックアップ鉄則
  • IPv6 IPoEで宅内端末が外部露出するのを防ぐ「IPv6動的フィルタ」は絶対必須 :従来のIPv4(NAT/NAPT)と異なり、IPv6 IPoE接続では宅内のパソコンやスマホ1台1台に グローバルユニキャストアドレス(インターネット側から直接識別できるIPv6アドレス) が割り当てられます。YAMAHA公式の設定例やWeb GUIの「かんたん設定」通りに IPv6パケットフィルタおよびIPv6動的フィルタ(ステートフルインスペクション) を必ず適用し、外部からの直接通信をすべて遮断(reject)してください(フィルタなしで接続すると宅内のPCやNASが外部へ丸裸で露出します)。

  • login と administrator の両パスワード設定&WAN側管理アクセス完全遮断 :YAMAHAルーターには一般ユーザー用(login password)と管理者用(administrator password)の 2段階のパスワード があります。片方だけ設定してもう片方が未設定だと突破される恐れがあるため両方に強固なパスワードを設定し、インターネット(WAN/ONU)側からの TELNET・SSH・HTTP 管理アクセスは完全に遮断してください。

  • 設定変更・ファーム更新前の「CONFIGバックアップ」習慣 :ファームウェア更新やフィルタ定義を変更する前には、必ずWeb管理画面(「管理」→「保守」→「設定ファイルのバックアップ」)から現在の設定ファイル(.txt)をPCへ保存しておけば、万一設定ミスで繋がらなくなっても数分で完全復旧できます。

  • 無線LAN親機(AirMac Extreme)のサポート終了に関する補足 :記事後半の写真で使用している Apple AirMac Extreme はメーカーのファームウェア・セキュリティ更新が終了しています。これから無線LAN親機(アクセスポイント)を組み合わせる方や買い替える方は、最新の暗号化規格 WPA3 と自動ファームウェア更新に対応した現行のWi-Fi 6 / Wi-Fi 6E / Wi-Fi 7対応アクセスポイント(ブリッジ/APモード運用)を選ぶのが安全・高速です。

DS-Liteとtransix

transixに対応したファームウェア

※NVR500は、IPv4接続(固定IP)に対応していません。

VPN接続に対応したファームウェア

NVR500はVPN接続にハードウェアで対応していませんが、NVR510は以下の通りです:

  • transix 固定IP接続を契約の場合 :専有のグローバルIPv4アドレスがIPIPトンネルで終端されるため、 ハードウェア処理で高速なL2TP/IPsec VPNサーバー待ち受けが可能
  • 通常のDS-Lite(動的IP共有)やMAP-Eの場合 :DS-LiteではVNE事業者側の装置(AFTR)で複数ユーザーとIPv4アドレスを共有する仕組み上、自宅ルーター側で任意のポート開放ができず、 IPv4によるL2TP/IPsecサーバー待ち受けはできません(※外部からの安全なリモートアクセスが必要な場合は、固定IPオプションを契約するか、ポート開放不要のメッシュVPN[Tailscale等]を宅内PC側で併用する方式が現実的です)

IPoEとフレッツ光クロス対応

IPoEとは

2011年の記事、IPv6を別途機器を用意しなくても利用できるIPoE。昔はIPv6 PPPoEをトンネル方式、IPv6 IPoEをネイティブ方式と呼んでいました。

transixはフレッツ光クロスに対応

フレッツ光クロスは、最大10Gbpsに対応したNTT東西のサービスです。transix IPv4接続(DS-Lite)とtransix IPv4接続(固定IP)に対応しています。都会の一部しか提供されていませんが、今なら利用している人が少ないので速さを満喫できます。

プロバイダーをIIJmioにした理由

🔧 🐈 プロバイダーをIIJmioにした理由と「光コラボ」の罠

ルーさん(猫様)が産まれた次の年に身内の不幸がありました。その時、支払いなど色々した中に IIJmio の統合前の会社 IIJ4U の請求書がありました。IIJ4Uに解約の理由を言うと、お悔やみと、「支払いは必要ありません」と……嗚呼……。他の企業すべてが淡々と「何時いつまでに、何円支払ってください」と言う中で、IIJ4Uだけが優しい気遣いでした。

元々、私もIIJ4Uに加入していましたが、 IIJmio に統合されてからもMVNOで電話やデータ通信を格安で利用していますし、今回インターネットのプロバイダーを IIJmio に変えました。

なお、 「光コラボ」には気をつけないといけません。以前はNTTとインターネットプロバイダーは別々でしたが、ここ何年かは光コラボといって「支払い先は一箇所であとは今まで通りでいい」なんて聞いたことがありますが、とんでもない。NTTのひかり電話を使い、追加番号、複数チャンネル、ナンバーリクエスト、ボイスワープなどのオプションが使えない場合があるので、よくよく調べないといけません。また、フレッツ光からの転用や事業者変更はコンピュータ上のロックがかかっていて解約や変更が簡単にできない状態になっている場合があります。

わたしの場合、ぷららから IIJmio に切り替える際、ぷららは自動的に『ぷららv6エクスプレス』が有効になっていたために切り替えできず、ぷららに聞いても「調査します」と言って数日梨のつぶてで、結局自力で探し当てて『ぷららv6エクスプレス』を無効にして切り替えできました。光コラボでないわたしでさえこうだったので、光コラボは……。

構成(元の構成と今の構成)

元の構成

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我が家の元の構成

光回線は、NTT西日本フレッツ 光ネクスト/ファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼

プロバイダーは、ぷらら

光コラボは使っていません。

ルータは、NTTのホームゲートウェイ

インターネットへの接続は、IPv4 PPPoE

ひかり電話あり

今の構成

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我が家の今の構成

光回線は、NTT西日本フレッツ 光ネクスト/ファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼

プロバイダーは、 IIJmio

光コラボは使っていません。

ルータは、Yamaha NVR510

インターネットへの接続は、IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6 DS-Lite方式のtransix

ひかり電話あり

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意味ワカラン。

分からない人は、自分ではしないでね(_ _)

禁断の爆速への薦めと弊害

🔧 ⚡ 禁断の爆速への薦め(LANケーブル選びの鉄則)
  • パソコン、OS、LANケーブル、ルータ、ハブ、無線LANなど古い機材を利用されている方は、最新版にすることで快適な環境を手に入れることができます。
  • LANケーブルは対応する規格によってカテゴリー分けされています:
    • カテゴリー5e は最低条件です。
    • 光回線が1Gbpsまでなら シールドなしのカテゴリー6A で十分だと思います(カテゴリー5eからカテゴリー6Aに上げたからといって速度が向上するとは限らず、誤差の範囲くらいの変動かもしれません)。
    • カテゴリー5は、光回線が100Mbpsなら使ってもいいですが、1Gbpsの光回線では論外です。
    • 10Gbpsの光回線は、まだ地方には選択肢がないため、無理して10Gbpsにするより1Gbpsを楽しみましょう。
  • シールド付のLANケーブル(STPケーブル)は一般人には必要ないので購入しないでください。普段アース付コンセントに拘ってないでしょ?だから、シールドありのカテゴリー6A、カテゴリー7とかカテゴリー8なんて買ってもゴミの元、トラブルの元です。企業の普通の電算室でもシールド付きは使いません。どうしてもシールド付きにしたいなら、建物の設計段階からアースを含めて考慮してください。
  • ルータと無線LAN親機との接続には、 フラットケーブルは断線の恐れがある ため使わないことをお勧めします。より線や単線のストレート結線の普通のLANケーブルがお勧めです。
  • パソコンだとYouTube、Netflix、Google、Facebook、InstagramなどがIPv6接続で利用することができ、高画質な映像を途切れることなく楽しむことができます。
  • 無線LANはどんなに速くてもLANケーブルによる有線接続には叶いません。
🔧 😅 一度、爆速に慣れてしまう事による弊害
  • LANケーブル接続によるパソコンでブログを書いてプレビューした時の速さに慣れてくると、たまにdocomo回線を使いスマホで見てみると「遅い……」となり、スマホ向けに画像を縮小したり圧縮したりという作業になってしまいます。
  • 「もっと高速化するためには病」に罹患するかもしれません。治療法は爆速化するしかありません。

LAN廻り

単線のカテゴリー6A(NVR510と無線LAN親機の接続に使用)と、カテゴリー5e(もともとはホームゲートウェイと無線LAN親機の接続に使用)、および比較写真です。

単線のカテゴリー6A LANケーブルカテゴリー5eのLANケーブル

左がカテゴリー5e、右がカテゴリー6Aと太さがかなり異なります。また右写真は参考までのカテゴリー6のフラットケーブルです。

カテゴリー5eとカテゴリー6Aの太さ比較カテゴリー6のフラットケーブル

NVR510に刺さっている線(LANケーブルはカテゴリー6Aを使用)。赤枠でルータの4番と無線LANを繋いでいます。普段無線LAN(AirMac Extreme)はルータから50cm離れた所に置いてます。またルータの1番と2番のLANケーブルは1Fと2FのHUBへ繋がっており、一番下はルータの電話線の1本を1Fに繋いでいます。
壁スイッチと壁コンセントは、パナソニックの グレーシアシリーズ(シルバーグレー) で統一しています。

NVR510に接続されたカテゴリー6AケーブルAirMac ExtremeとNVR510の接続パナソニック グレーシアシリーズのシルバーグレーにLANケーブルと電話線

お金に糸目を付けない人向け

ファミリー・スーパーハイスピードタイプ隼ではなく、 フレッツ光ネクスト ビジネスタイプ を使います。隼は、1つの光ケーブルを最大32人で共用していますが、ビジネスタイプは1人(専有)です。そのぶん、利用者が増えることによる輻輳は生じにくくなります。

家庭用光回線の問題点は、各家庭とNTT収容局との間を、NTTの収容局で4分岐、電柱で8分岐しています。つまり1本の光回線を複数人で共用しているため、皆が使い始めると輻輳が生じて無反応になります(遅くなるとも言う)。

おすすめは、 地方に移住し、隣の家まで随分と離れている所に住めば、電柱上の分岐がないため、輻輳も生じにくくなります。32分岐の話は20年前から言われてきたことです。光回線は4,131.6万契約(2025年9月末時点)を超えているそうです。いつまでも古い規格を使わないで、1Gbpsを32分岐しない方式を考えてほしいものです。さらにお金があるのなら帯域保証された専用線ですね。

まとめ

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まとめ

🔧 📝 総評:IPv6 IPoE+IPv4 over IPv6とYAMAHA NVR510

インターネットを快適に使うなら、 IPv6 IPoEとIPv4 over IPv6に切り替える ことをお勧めします。ルータもNTTが提供している ホームゲートウェイを止めて 市販の高性能ルータに買い換えることをお勧めします。その中でも YAMAHA NVR510 なら十分な性能を確保することができます。

IPv4 over IPv6には何種類か(DS-Lite、MAP-E、MAP-T、4rd、4in6)あります。契約されているインターネットプロバイダのホームページを確認するとわかります。 IIJmio の場合は、DS-Lite方式のtransixを使います。

IPv6 IPoEを導入して幸せになれる人

  • すべての人にお勧め :
    • ただし、 何もわからない人は、お金を払って業者にしてもらってください。
    • ネットワーク技術が 中級以上の方は、すぐに切り替えをお勧めします。
    • 在宅勤務などで家でインターネットを利用する機会が増えた人は、回線を切り替えておけば今後さらに利用者が増えても業務に支障を来さずに済みます。
  • 価格ではなく性能の良いルーターを探している人 :
    • NVR510 なら小型ONUを収納できるので、省スペースと省電力にもなります。

YAMAHAのNVR510を購入した理由

12年くらい前からIPv4 PPPoEは遅いという話題があって、そのときからIPoEやらIPv4 over IPv6 DS-Lite方式にすると解消するという話題がありました。当時はDS-Liteができる機材も限られていたし、IPoEも有料オプションだったし、費用対効果考えたら面倒で手を出しませんでした。

2020年4月頃調べてみたら、ヤマハのルータですべて解決できることがわかり、即座にルータの手配、プロバイダの乗り換えをし、小型ONUをNTTに依頼し2週間くらい待ってから切り替え工事となりました。と軽く書いていますが、買うまでに買い物ポイントを貯めて、同時にキャッシュレス・ポイント還元事業で5%還元を狙って購入しました。

NTTに小型ONUを申し込みますと言って、特に難癖付けられることなくすんなりと設置日まで決まりました。 「小型ONUは三菱は嫌です。沖電気か富士通にしてください」と言って、沖電気が届きました。

ホームゲートウェイもバージョンアップしtransixが使えるようになったと記載されていましたが、実際どうすればtransixが使えるのか不明でした。NTTは何もする必要ないと説明していましたが、待てど暮らせどtransixが使えないため、ホームゲートウェイを返却することにしたのです。まあ、ホームゲートウェイの性能が低いからなんとかしたかったので丁度よかったです。

IPv4 PPPoEの時はプロバイダのバックボーンによる影響もありましたが、IPv4 over IPv6でtransixなどを使うとプロバイダのバックボーンは関係なく、いずれIPv6が主流になるとtransixなどのVNEバックボーンによるところが大きくなるかもしれません(今は利用者が少ないからチャンスかもしれませんし、それ以前にプロバイダが帯域制限や公平制御をするかもしれません)。
レンタルサーバもIPv6対応してくれないかな〜、なぜIPv4のままなのかそれが不思議です。それ以外は最高なのに(さくらインターネットなどはIPv6対応しているのにね)。

NVR510をお勧めする理由

🔧 🏆 一般向けルーターの限界とNVR510の絶対的優位性

「IPv4 over IPv6(DS-Liteやtransix)」での通信を処理するためには、ルーター側に非常に大きなCPU負荷がかかります。数千円〜1万円台で売られている家庭用の安いルーターでは、このカプセル化処理に耐えきれず、結果的に 通信が突然切れたり、ルーターがフリーズ・再起動を繰り返す という現象が頻発することがあります。さらに、昨今のスマホ・PC・スマート家電の大量接続による 「NATセッション数の枯渇」 も家庭用ルーターの息の根を止める原因です。

しかし、YAMAHAの NVR510 は企業ネットワークの中枢を担うための「業務用ルーター」です。圧倒的なルーティング性能と、家庭用ルーターとは桁違いのNATセッション保持数(最大65,534セッション)を誇り、家族全員が一斉に4K動画を見ながらオンラインゲームをし、さらに裏で大容量ファイルのダウンロードを行っても、処理落ちやパケットロスが一切起きません。

さらに「小型ONU」をルーター本体に直接挿し込めるため、NTTからレンタルされる大きく邪魔な「ホームゲートウェイ(HGW)」を排除し、ネットワークを限りなくシンプルかつ堅牢に再構築できるのも、NVR510の唯一無二の魅力です。

業務用が基本なため、NVR510も業務用としても使えます。NVR500も2010年に発売されていますが、IPv4 PPPoEで使うのであれば今でも十分な性能を出すことができます(生産終了から5年は修理が可能)。そのため故障知らずで何年でも稼働します。企業では減価償却の関係で5年で入れ替えされますが、10年でも平気で作動します(部品保有年数の関係で仕方なく切り替えることもあります)。自宅のNVR510も実家のNVR500もまだ現役で稼働しています。

現役稼働中のYAMAHA NVR510とNVR500

この記事で紹介した製品たち

YAMAHA NVR510

YAMAHA NVR510

ID: ipv4overipv6-19
YAMAHA NVR500

YAMAHA NVR500

ID: ipv4overipv6-20
サンワサプライ KB-T6ATS

サンワサプライ KB-T6ATS

ID: ipv4overipv6-21

この記事で紹介した製品の公式サイト

ノルウェージャンフォレストキャット

ねむいでちぃ