最終手段で解決!紫外線(UV-C)照射で水槽の白濁りを解消
水槽水って白濁りすることがありますよね。水を入れ替えても直ぐに真っ白になって、綺麗になるのにかなりの日数がかかってしまいます。 それは水槽や水槽につながっている装置を綺麗にし過ぎることで、水を綺麗にしてくれる微生物(バクテリア)が死んだことが原因です。
白濁りを発生させないために水槽の掃除は一度に全部せず、部分ごとにすることで防げます。それでも白濁りしてしまった場合は、エーハイムの紫外線殺菌灯「リーフレックスUV」を使うことで素早く透明な飼育水に戻し、白濁りやコケ・病気の予防ができます。
この記事では紫外線灯のエーハイム・リーフレックスUVシリーズについて紹介しています(※本記事は2020年8月時点の実機検証記録です)。
- 水槽の白濁りで困っている方
- コケ抑制をされたい方
- 魚やウーパールーパーの病気予防をされたい方
- 価格ではなく性能の良い紫外線灯を探している方
水槽の白濁りが起きる原因
水槽の水が白くなってるわさ。
ほんじゃ、綺麗にし過ぎたかのぉ
水槽内、フィルターなどを綺麗にし過ぎると、生物濾過が壊れて、バクテリアの死骸で白濁りしますよ。
今日は急いでおってのぉ。いつも、フィルターだけか、水槽だけとか掃除しとったんよ。当分、真っ白だな
うぱっ
一週間経ったけど変わらんよ。「世の中真っ白でやんす」て、言ってるよ
フィルターを外掛けから外付けフィルターにしたり、濁り取りの液体を入れたり、活性炭入れたり、3日くらい放置したりしたけど一向に綺麗にならんかったけの
生物濾過ができるようになるのに2週間以上かかりますからね。では紫外線灯を入れてみませんか?
それなんなん?
紫外線灯(リーフレックスUV)の仕組みと導入
殺菌灯内部を通過する飼育水に対し、波長253.7nm(約254nm)の短波長紫外線(深紫外線:UV-C)を照射します。この波長は微生物のDNAやRNAの螺旋構造に作用して増殖機能を不活化させる強い殺菌作用があるため、飼育水中に浮遊して殺菌筒を通過した アオコ(浮遊性藻類)・コケの胞子・細菌・ウイルス・白点虫の遊走子などに対し高い効果を発揮し、白濁りの解消やコケの蔓延抑制、病気の予防につながります。
※なお、紫外線が当たるのは殺菌筒内を通過した飼育水のみであるため、外部フィルターのろ材表面や底砂に定着している有益な硝化バクテリア(生物ろ過)を直接死滅させる心配はありません(逆に、すでに水槽ガラス面や石に付着して生えているコケ自体を直接剥がし落とす効果はないため、付着コケは手作業やコケ取り生体でケアしつつ「新たな胞子の増殖を抑える」仕組みとなります)。
汚れるから頻繁に換水しとったんよ。
ウーパールーパーは、代謝がいいですからね。
リーフレックスUV800と交換ランプ
リーフレックスUV800 は520mmの長さがあります。下から上に向かって飼育水が流れます。


UV-Cランプ は1年ごとに交換してくださいね
みてみて、綺麗でしょ。ピカピカ


週に1回、ご飯あげるときに10ℓ換水し、汚れが目立ったら30ℓや40ℓ換水。全換水は3ヶ月位しとらんかのう
2018年4月頃のうーさん(少し成長)。当時は水槽が GEXグラステリア250(幅250×奥行170×高さ210mm、水量7.5ℓ)と小さいので、直ぐに白濁りしていました。水槽で横たわっているガラス細工との比較で95mm位です。


かわゆす❤️
リーフレックスUV350と交換ランプ
わたしのところもお願いします。
ほいさ
リーフレックスUV350 は310ミリの長さです。下から上に向かって飼育水が流れます。



UV-Cランプ は1年ごとに交換してくださいね
せんかったら、どうなるん?
また、コケが発生しますよ
UV-Cランプ点灯の確認方法
UV-Cランプが点灯すると、ここが光って見えます
紫外線ランプが点灯すると確認窓が青白く光ります。

消えとったら、どないするん?
電源プラグがコンセントに接続されているか、UV-Cランプソケットに取り付けられているかを確認し、それでも消えていたらUV-Cランプを交換して下さい。8000時間が寿命 ですので、ほぼ1年くらいになります。
3週間水替えしてないよ。夜も綺麗だよ。ぷくぷく


底面濾過フィルターのリセットは3月頃にして以来してないかなあ・・・
まとめ
まとめだよ。ぷくぷく
紫外線灯なら エーハイム リーフレックスUV をお勧めします。流量により3種類の選択肢があります。 推奨循環水量で400ℓまでならリーフレックスUV350、800ℓまでならリーフレックスUV500、1200ℓまでならリーフレックスUV800となり、リーフレックスUV800が一番大きい分、紫外線の照射強度も一番強いです。
| 評価項目 | 評価 | 備考 |
|---|---|---|
| 手頃な価格 | ★3.5 ★★★☆☆ | 初期費用はかかるが長寿命で頑丈 |
| リーフレックスUV800 | ★5.0 ★★★★★ | 照射強度47,000μW/cm²で白濁り・藻の発生を強力抑制 |
| リーフレックスUV350 | ★3.0 ★★★☆☆ | 病気予防には十分だが、コケ抑制にはUV500以上またはオトシンクルス併用推奨 |
紫外線灯を導入して幸せになれる人
- アクアリウム初心者 :生物濾過ができあがるまで時間がかかるし、掃除だって生物濾過を壊しかねません。白濁りする度に換水して、温度合わせ、硬度合わせなどちゃんとしてあげないと、生体が弱ってしまいます。
- 中級者以上で淡水の生体がいる方 :紫外線灯による殺菌作用で水中の浮遊コケ胞子の抑制、病気予防にもなるのでお勧めです。リーフレックスUVは内部に邪魔な仕切り板がないストレート通水構造(中央の石英ガラススリーブ内のUV-Cランプと高反射アルミ内壁の間を水がまっすぐ通過する設計)のため、通水抵抗(流量低下)はほとんどありません。
- 価格ではなく性能の良い紫外線灯を探している人
わたし達、ひめだかは案外丈夫だけどね
エーハイムのリーフレックスUVを購入した理由
水槽リセット時に毎回白濁りとなり、白濁が取れるまで何日も要していました。白濁りさせないために今日は水槽、今日はフィルターの掃除としていましたが、底面濾過水槽だとフィルターの掃除は結局リセットになるため、白濁りに参る訳です。
そんなとき短波長紫外線(深紫外線)であるUV-C波長(253.7nm付近)を微生物に照射するとDNAやRNAの螺旋構造に作用して増殖能力を失わせる強い殺菌作用があり、結果、殺菌筒を通過する飼育水に照射することで水中に浮遊する細菌、アオコ(浮遊性藻類)、コケの胞子、ウイルス、白点虫の遊走子等を殺菌・不活化出来ると知り、紫外線灯を探し始めたのです。
ゼンスイのUVバズーカは照射強度が8,000μW/cm²でスパイラル水流なのに対し、エーハイムはUV350で32,000μW/cm²、UV800で47,000μW/cm²という圧倒的な照射強度があり、しかもストレート通水構造で通水抵抗が無いに等しいためリーフレックスUVを購入しました。
リーフレックスUVを使ってみた感想
ウーパールーパー水槽は、60ℓ水槽で毎時1000ℓの流量で リーフレックスUV800 を使用し、メダカ水槽は、60ℓ水槽で毎時500ℓの流量で リーフレックスUV350 を使用しています。
ウーパールーパー水槽は汚れもなく綺麗な状態を保っています。ベアタンクなので、うーさんの排泄物は見つけ次第排除しています。匂いもしなくなりました。エーハイムのプロフェッショナル3e 2074 にリーフレックスUV800は正解でした。
メダカ水槽は、底面濾過をしている関係で水槽リセットはあまりしていません。紫外線灯の導入によりメーさんの病気が発生していない状態が続いています。エーハイムのクラシック2213 にはリーフレックスUV350よりリーフレックス500が良かったかなと(殺菌灯は水中の胞子を叩く仕組みのため、すでに壁面に付着したコケ対策にはUV350の場合はオトシンクルス等の併用が必須です)。
エーハイム リーフレックスUVの3機種比較
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リーフレックスUV 350 :適合水量350ℓまで、推奨循環水量400ℓ/hまで、消費電力7W、照射強度32,000μW/cm²(12/16mmのコネクタが付属、AC100V 50Hz/60Hz共用)
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リーフレックスUV 500 :適合水量500ℓまで、推奨循環水量800ℓ/hまで、消費電力9W、照射強度35,000μW/cm²(16/22mmのコネクタが付属、AC100V 50Hz/60Hz共用)
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リーフレックスUV 800 :適合水量800ℓまで、推奨循環水量1,200ℓ/hまで、消費電力11W、照射強度47,000μW/cm²(16/22mmのコネクタが付属、AC100V 50Hz/60Hz共用)
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設置・メンテナンスのポイント :アルミ製筐体で接続コネクタは 360度回転 するためホースの取り回しが自由自在です。縦置き時は壁や水槽台にネジ止めし、横向き設置時は固定ホルダーを本体中央付近に配置します。また、ホースコネクタ部分に エーハイムのシングルタップ を挟んでおくと、ランプ交換や清掃時の着脱が格段に楽になります。
※UV-Cランプ設計寿命は8000時間なので、毎年交換して下さいね(送料無料の交換球が品薄になることがあるため安い時にストックしておくと安心です)。
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分解・ランプ交換時は「ACプラグ抜去」&むき出しUV-Cの直視・皮膚照射は絶対厳禁 :リーフレックスUVが発する波長253.7nm(約254nm)の紫外線(UV-C)は非常に強力です。外装の青い点灯確認窓は紫外線がカットされており覗いても安全ですが、点灯したままの分解や、本体から取り出したむき出しのUV-Cランプを点灯させて肉眼で直視したり皮膚に照射したりすることは絶対厳禁です(短時間でも急性の角膜炎[電気性眼炎]による激しい目の痛みや皮膚障害を引き起こします)。点検やランプ交換の前には、必ず 電源プラグをコンセントから抜くこと を徹底しましょう。
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無通水での空焚き防止(「通水後にON・停止前にOFF」)とドリップループ :外部フィルターを止めたままUV殺菌灯だけを点灯し続ける(空焚きする)と、本体内部に熱がこもって樹脂パーツの変形やOリング劣化・水漏れの原因になります。掃除や換水時は 「先にUV殺菌灯の電源を切ってからフィルターを止め、再開時はフィルターの通水を確認してからUV殺菌灯を入れる」 順序を守り、電源コードには水が伝ってコンセントへ入らないようU字のたるみ(ドリップループ)を作ってください。
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魚病薬・液体バクテリア剤投入時の一時OFF :ろ材に定着済みの硝化バクテリアは殺菌灯で死滅しませんが、水槽へ魚病薬や市販の液体バクテリア剤・粘膜保護剤などを投入した直後は、有効成分がUV-C照射で分解されたり浮遊中の定着前バクテリアが殺菌されたりするのを防ぐため、規定時間(数日〜定着まで)はリーフレックスUVの電源を一時的にOFFにしておくと効果的です。
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年1回のランプ交換時は「石英ガラススリーブ清掃」とOリング点検をセットで :内部でランプを覆っている透明な 石英ガラス管(スリーブ) の表面に水垢や茶ゴケの膜が付着すると、新品ランプに替えても紫外線の透過率が大きく落ちてしまいます。年1回(約8,000時間)のランプ交換時には、石英ガラス管を割らないよう柔らかいスポンジで優しく水垢を落とし、防水用 Oリング(ゴムパッキン) にひび割れや伸びがないかも合わせて点検すると水漏れを防いで長く愛用できます。
エーハイムをお勧めする理由
- エーハイムの商品、保守などは、エーハイムジャパンから 神畑養魚株式会社(カミハタ) へ移管されましたが、対応は大変よいです(フィルター故障でも即座に代替機のフィルターが発送され、無償修理で帰ってきました)。
- 最初の価格は高く感じますが、一度買えば長く使えるため結果安上がりとなります。特に交換可能な部品は多岐にわたり、エーハイム公式サイト で公開されている部品別価格表・パーツリストのエーハイムコードで大概のパーツはネット上で探せます(※記事執筆当時の価格表参考:
2020pricelist_eheim_all.pdf)。
わたし達めだか水槽は、フィルターはエーハイムのクラシック2213で、リーフレックスUV350を使っています。循環水量は西日本(60Hz)なのでポンプ定格は毎時500ℓです。リーフレックスUV350には、12/16mmのコネクタが付いていますよ。
わたしの水槽は、フィルターはエーハイムのプロフェッショナル3e 2074で、リーフレックスUV800を使っています。循環水量は毎時1000ℓを流しています。リーフレックスUVは、ゆっくりとした流量であるほうが、殺菌効果が高いですよ。リーフレックスUV800には、16/22mmのコネクタが付いていますよ。
これでわたし達も病気知らず、そういえば、最近病気していないよね😄
この記事で紹介した製品たち
この記事で紹介した製品の公式サイト

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