わたしは2014年にIIJmioに切り替えて電話代を安くしている
日本の携帯電話代は海外に較べて高いというのは常識ですが、わたしは2014年9月に大手通信キャリア(KDDI・ソフトバンク・NTTドコモ)から IIJmio に切り替えました。
IIJmioに切り替えたことで、2年縛りのような拘束は一切なくなり、2世帯分・計10回線(iPhone 4台+iPad 5台+モバイルルータ1台)の電話代・データ通信代を合わせても月額9,779円(税抜)へと大幅削減できました。
本記事では、IIJmioに切り替えてからの実際の請求書明細と、キャリアメールを卒業してGmailを活用すべき理由を紹介しています。
※本記事は2020年10月時点(2020年9月請求分・旧ファミリーシェアプラン時代)の記録です。現在、旧プランの新規受付および専用アプリ『みおふぉんダイアル』は終了しており、現行の「IIJmio ギガプラン」ではさらに安価な料金でデータシェアや標準電話アプリからの自動割引通話(オートプレフィックス方式)が利用できます。最新の料金・仕様はIIJmio公式サイトをご確認ください。
- KDDI、ソフトバンク、NTTドコモを利用している方で毎月の電話代を下げたい方
- キャリアメールにこだわりがないので、とにかく電話代を安くしたい方
- MVNO(格安SIM)の実際の請求額や使い勝手を知りたい方
現在の電話代(2020年9月時点の請求書)

請求書の内容について解説します。この請求書には、スマホ電話代やデータ通信代、メール料金、固定光回線のプロバイダ接続料金 をすべて含んでおり、しかも 2世帯分の合計 です(※各内訳は税抜表記で総計14,379円、消費税込み請求合計は15,816円です)。
電話代・データ通信代:計9,779円(10回線・税抜)

IIJmioの音声通話、SMS機能付きデータ通信、データ通信専用の3種類を契約しています:
- 音声通話機能付帯料 :iPhone 4台分(700円×4=2,800円・税抜)の基本付帯料です。
- SMS機能付帯料 :iPad 5台分(140円×5=700円・税抜)の基本付帯料です。
- データ通信専用SIM(モバイルルータ用) :NECのMR05LN(モバイルルータ) 1台分 を契約しています(データ専用のため機能付帯料は0円で、ファミリーシェアプラン月額基本料2,560円と4枚目以降の追加SIM利用料[7枚分=2,800円]に含まれています。※明細上の「Xi・SMS通信料 51円」は前月分のSMS送信料です)。
主として固定電話への通話、Androidスマホへの通話、PHSや携帯電話などへの通話は「みおふぉんダイアル通話料金」に含まれています。iPhone同士はiPhoneの標準機能(FaceTime Audio)で通話することで、無料で利用できます。
※追記:その後、2021年7月からはさらに料金が安くデータシェア・5G無料・標準電話アプリ30秒11円(税込・専用アプリ不要)に対応した新プラン「IIJmio ギガプラン」へ10回線すべて移行し、さらなる通信費削減を実現しています。
メール料金:合計600円(2契約・税抜)

IIJmioのセーフティメールを2契約しています。1つ目は IIJmio になる前の IIJ4U 時代から20年以上使い続けている物で、2つ目は2020年5月に契約しました。
プロバイダ接続料金:計4,000円(2拠点・税抜)

IIJmio の「FiberAccess/NF」を2契約しています。光回線は、NTT西日本フレッツ 光ネクスト/ファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼を2拠点契約しており、この2拠点分のインターネットプロバイダ接続利用料となっています(※執筆当時の契約構成です。現在これから光回線とセットで契約する場合は光コラボの「IIJmioひかり」等も選択できます)。
料金には IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6(DS-Lite方式のtransix) 利用を含んでおり、実測700Mbps超えの高速なインターネットが利用できています。
キャリアメールは本当に必要か?
今の時代、キャリアメールがなくても困りません。格安SIMに切り替えていない人に理由を聞くと「キャリアメールが使えないから」と言う方がいますが、料金を安くしたいならキャリアメールを捨てるしかありません。無料メールのGmailや有料の独自・プロバイダメールを使えば、今後どの通信会社に乗り換えても一生同じメールアドレスをそのまま使い続けられます(※2021年12月以降は各社で月額330円前後の「キャリアメール持ち運び」も始まりましたが、メールアドレス維持だけに年間約4,000円を払い続けるのはもったいないため、やはりGmail等へ移行して卒業するのが最も経済的です)。
iPhone同士ならiMessageがありますし、iPhone・Android・PCでやりとりするならInstagram等のDMでも連絡できます(なお、LINEは連絡先・住所録を吸い上げられるセキュリティ上のリスクがあるため、仕組みを理解していない人には推奨しません)。
キャリアメールは企業にとっても鬼門
キャリアメール(@ezweb.ne.jp、@softbank.ne.jp、@docomo.ne.jp など)は、実は企業にとっても案外鬼門です。パソコンからキャリアメール(特にNTTドコモ)へ送信すると、「パソコンなどのメール受信設定」のフィルターによって Undelivered Mail Returned to Sender とエラーで弾かれることがよくあります。
顧客本人が受信設定の変更方法を知らないケースも多く、昔ガラケー全盛だった時代には必須だったキャリアメールも、今や無用の長物となっています。
Gmailの活用メリット
- 送受信サイズと容量 :本文と添付ファイル含めて1通の添付上限は合計25MBまで(25MBを超える場合は自動的にGoogleドライブのリンク共有に切り替わり、受信は最大50MBまで対応。なお個人向け無料GoogleアカウントはGmail・Googleドライブ・Googleフォト合計で15GBの保存容量上限があり、満杯になると送受信が停止する点にご留意ください)。
- セキュリティ :送受信時に添付ファイルのウイルスチェックを自動で行い、暗号化通信(TLS)に対応。
- 便利なドット・プラスエイリアス機能 :例えば
abcdefg@gmail.comというアドレスを取得した場合、abc.def.g@gmail.comやa.b.c.d.e.f.g@gmail.comなど途中にドットを入れたアドレスや、abcdefg+shop@gmail.comのように+任意の文字列を付けたアドレス宛てのメールもすべて元のabcdefg@gmail.comに届きます。サイトごとに登録アドレスを使い分けたい時に重宝します。 - Apple ID(現Apple Account/iCloud)の引き継ぎが確実 :iPhone利用時のApple IDをGmailで登録しておけば、通信キャリアを乗り換えてもApple IDは一切影響を受けず、iCloudの写真・連絡先・カレンダー・メモ・購入履歴をそのまま安全に引き継げます(キャリアメールをApple IDにしていると、解約後に認証コードが受け取れなくなるトラブルが起きがちです)。
連絡先を集約したGmailの防衛と乗り換え時の注意点
-
Gmail(Googleアカウント)へのパスキー・2段階認証設定は必須 :キャリアメールを卒業してApple Accountや銀行・証券・ネット通販の連絡先をGmailに集約すると、万が一Googleアカウントを乗っ取られた際の影響が非常に大きくなります。必ず パスキー(生体認証)および2段階認証 を有効にし、スマホ紛失時に備えて 再設定用の予備連絡先やバックアップコードの保管 を済ませておきましょう。
-
キャリア解約前に登録メールアドレスとSMS認証番号を点検 :大手キャリアを解約する前に、金融機関や公的サイト等の登録アドレスが旧キャリアメールのまま残っていないかを一通り確認しておくと、乗り換え後にワンタイム認証メールが届かなくなるトラブルを未然に防げます。
-
現在は「MNPワンストップ」と「音声eSIM」で即日乗り換えも可能 :現在は転出元のキャリアで事前にMNP予約番号を取得しなくても、IIJmioの申し込み画面だけで乗り換え手続きが完結する 「MNPワンストップ」 に対応しており、eSIM対応スマホならSIMカードの配送を待たずに即日開通させることもできます。
まとめ
今までKDDI、ソフトバンク、NTTドコモを渡り歩いてきましたが料金に不満があり、2014年に IIJmio に切り替えて電話代の大幅削減を実現しました。切り替えてから今まで何台ものiPhoneやiPadを乗り換えてきましたが、困ったことは一度もありません。電話代や通信費の削減をしたい方には、自信を持ってIIJmioへの乗り換えをお勧めします。
幸せになる人
- KDDI、ソフトバンク、NTTドコモを利用している方で電話代を下げたい人
- キャリアメールにこだわりがないので、とにかく電話代を安くしたい人
- MVNO(格安SIM)で家族全体の通信費をまとめたい人
お勧めの理由
- WiMAXより遥かに快適 :MVNOは大手キャリアのサブブランドよりは昼休みの速度が落ちますが、それでもWiMAX(特に上り速度)より遥かに速く安定しています。
- データ容量が残っていれば速度制限なし :契約データ容量を使い切るまで3日間制限などの速度制限が発生せず、余った容量は翌月に繰り越せます。
- 技術部門のノウハウ公開 :IIJの技術ブログ等で公開されているネットワークや通信の知見が非常に豊富で信頼できます。