作成日:
更新日:
オイルヒータの代わりにコロナのノイルヒートをおすすめ
論旨
- 実家のエアコンの乾燥対策として、高齢者にも猫様にも優しく、風や埃を出さない暖房器具を探していました。
- オイルを使わずにオイルヒーター同様の輻射熱と自然対流で暖める「コロナ ノイルヒート(NOIL HEAT)」は、従来のオイルヒーターより軽量で暖まりが早く、新潟県燕三条地区での国内生産でプログラムタイマーの操作も直感的なおすすめ暖房機です。
- ※本記事は2021年時点(DHS-1519 / DHS-1219世代)の実機検証記録です(後継モデルでもFIXALヒーターの基本構造や国内生産の設計思想は継承されています)。
合わせて読みたい深まる関連情報
対象となる方
- エアコンの温風による乾燥やハウスダストの巻き上げが苦手な方
- 赤ちゃん、高齢者、猫様がいても火傷や一酸化炭素中毒の心配がない暖房を探している方
- 重たいオイルヒーターの取り回しや暖まりの遅さに不満がある方
- 国内生産(新潟県燕三条製)で取扱説明書やタイマー設定が分かりやすい製品を選びたい方
ノイルヒートの特徴
📌 コロナ「ノイルヒート」の主な仕様と他社比較
- オイルレス構造 :オイルを使わないで、オイルヒーターと同じように自然対流と輻射熱で部屋を暖めます。
- 他メーカーに較べて軽量 :
- 13畳用クラス :デロンギ(マルチダイナミックヒーター)12.5kg / コロナ(ノイルヒート)11.3kg
- 10畳用クラス :デロンギ 10kg / ディンプレックス(オイルフリーヒーター)9kg・12kg / コロナ(ノイルヒート)9.7kg
- 自動運転時のヒーター出力切り替え :
- 13畳用(DHS-1519) :300W / 600W / 900W / 1200W / 1500W と室温に応じて自動制御(31円/kWh換算で約9.3円〜46.5円/h)
- 10畳用(DHS-1219) :300W / 600W / 900W / 1200W と室温に応じて自動制御(31円/kWh換算で約9.3円〜37.2円/h)
- 熱力学上の特性(オイルヒーター・エアコンとの違い) :電気抵抗加熱(ジュール熱)である以上、消費電力量1kWhあたりの発生熱量(3.6MJ ≒ 約860kcal)自体はオイルヒーターもオイルレスヒーターも物理的に100%同一であり、ヒートポンプ(エアコン)のように投入電力以上の熱を汲み上げるものではありません。オイルレスの本質的な優位性は、 「重いオイルを温める熱容量ロス(タイムラグ)がないことによる速暖性」 と 「300W刻みの出力制御で無駄な過昇温(オーバーシュート)を抑えられること」 にあります。
- 充実の運転モード :自動、手動、および生活パターンに合わせて1時間単位で設定できる 3種類のプログラムモード があります。

▲ 室内に設置したノイルヒート実機。スリムで圧迫感がありません

▲ ファンを使わず自然対流で暖気を送り出す天面ルーバー
ノイルヒートとの出会い
- 実家の居間にあるエアコンは乾燥して困っており、猫様にも高齢者にも優しい暖房器具を探していました。
- 実家には昔購入したオイルヒーターがありましたが、暖まるのに時間がかかり、重たいので寝室の窓側に置いたままにしていました。
- 調べていくうちに、「オイルを使わないがオイルヒーターの特徴を持つ製品(ノンオイルヒーター/オイルレスヒーター)」があることを知りました。
- お洒落なデザインのデロンギ、スーツケースのような見た目のコロナ、質実剛健なディンプレックスと迷いましたが、デロンギは高価なため見送りました。
- コロナは無骨ですが真面目に作られており、日本で生産されているためマニュアル(取扱説明書)も非常に分かりやすく、特にプログラムモードの設定のしやすさが決め手となってコロナを選びました。
ノイルヒートの印象
- ecoモードは25%の節電になるそうですが、寒いため使うのを止めました。
- 見た目はまるでスーツケースです。車輪の格納方法などはデロンギと同じで、同等の機能を搭載しています。
- 電源コードは 「センサープラグ」 になっています。電源プラグに内蔵された温度センサーが、接触不良やコンセントに積もった埃などでトラッキング現象が発生すると異常温度上昇を感知し、警告音・運転ランプ点滅・エラー表示をして自動停止するため安心です。
- 電気代第一で考えた場合はエアコンがメインになりますが、快適性と安全性は別格です。

▲ スーツケースのように格納・展開できるキャスター脚部

▲ コンセント部の異常発熱を検知して自動停止する「センサープラグ」
ノイルヒートの気に入っているところ
✨ 実際に使って実感した7つのメリット
- 温風が当たらず肌や喉が乾燥しにくいところ(※風で水分を奪わないため乾燥感が出にくい一方、室温が上がれば空気の飽和水蒸気量が増えて相対湿度[%RH]自体は下がるため、後述の通り加湿器を併用するのがベストです)
- 匂いが一切しないところ
- 風が出ないため、埃、花粉、ダニ、ハウスダストなどを巻き上げないところ
- 運転音が極めて静かなところ
- いつの間にか顔がほかほかして手先まで暖まっているところ(ストーブやエアコンとは違う、オイルヒーターと同じ陽だまりのような暖かさです)
- プログラムモードの設定が簡単なところ
- 新潟県燕三条地区での国内生産なところ(SDGsと言うなら、輸送エネルギーも抑えられ国内技術を守る国産品を買いましょう)
ノイルヒートのおすすめの使い方
💡 失敗しない設置とプログラムタイマー運用のコツ
- コンセントは必ず壁コンセントに直接挿します(最大1500W/1200Wのため、たこ足配線はブレーカーが飛ぶので厳禁です)。
- プログラムモード2を活用 :猫様がいるため寝る時にヒーターをOFFにしたく、プログラム2(初期設定:22時〜5時停止/5時〜22時自動運転)のタイマーを変更して、23時〜5時を停止・5時〜23時を自動運転にしています。
- 窓際に置いて使う :窓からの冷気(コールドドラフト)を遮断します。
- 暖まってほしい時間の「2時間前」に運転再開する :冷え切った状態から部屋全体が寒くないと感じるまで1時間以上かかるため、起床や帰宅の 2時間前から自動運転が再開するようにタイマーを組む ことをおすすめします。

▲ 1時間単位の稼働時間帯がひと目で分かる円形プログラムタイマー表示(21℃設定)

▲ 高齢者でも迷わない明快な日本語ボタンの専用リモコン
ノイルヒートと一緒に使うと良い物
- スチームファン蒸発式加湿器を併用する :ノイルヒートの設定温度を21度にして、湿度を60%RHまで加湿すれば体感温度が上がり暖かく過ごせます。
- 極寒時はエアコンと併用する :真冬にノイルヒートだけだと暖まりきるまで寒い場合があります。エアコンを22℃設定にし、ノイルヒートを21℃にして加湿してあげれば、乾燥を防ぎつつ部屋全体が芯から暖まります。
🛡️ 壁コンセント単独使用・上部物干し厳禁・低温やけど防止の安全ルール
-
延長コード・電源タップは厳禁&同じ2口コンセントでの加湿器併用も避ける :最大1,500W(10畳用は1,200W)の大電力を消費するため、延長コードやテーブルタップを使うと発熱・発火火災の原因になります。また、壁の2口コンセントの片方にノイルヒートを挿し、もう片方に スチーム式加湿器やドライヤーを同時接続すると1回路の上限(15A=1,500W)を超えてブレーカー遮断や過熱を招く ため、併用するスチームファン蒸発式加湿器は必ず 別系統の壁コンセント に挿してください。
-
本体上部へのタオル・洗濯物掛けは絶対厳禁&カーテン離隔を確保 :天面の放熱ルーバーから自然対流の熱気が出るため、 本体の上にタオルや洗濯物を掛けて乾かす行為や、カーテン・布団が密着した状態での運転は過熱火災の原因となり絶対厳禁 です(上方1m以上・周囲20cm以上のスペースを確保しましょう)。
-
長時間密着による「低温やけど」に注意 :表面温度が平均約54〜60℃と安全性が高い設計ですが、就寝中やうたた寝などで手足が同じ場所に長時間触れ続けると 低温やけど を起こす恐れがあります。赤ちゃん・高齢者・猫様がすぐ近くで眠る環境では適切な距離を保ちましょう。